町田エールクリニックでは保険診療で禁煙治療を平成22年10月1日より開始いたしました。尚、当院禁煙成功率は65%です。

ニコチン依存症

喫煙は趣味・嗜好・習慣なのだと考える方もおられるかもしれません。

しかし、なかなかタバコをやめられない方が多いのは、ニコチンの持つ強い依存性が原因です。

このような喫煙習慣は『ニコチン依存症』といわれ、治療が必要な病気なのです。

病気は意志の力だけで克服できるものではありません。

禁煙外来では禁断症状を抑え、スムーズに禁煙できるようにサポートしていきます。

保険診療による禁煙を始めてみませんか?

喫煙がもたらす病気のリスク

喫煙による身体への影響は、ガンのリスクの増加・動脈硬化の進展(心臓病、脳卒中のリスクの増加)・肺疾患の進展・糖尿病の悪化などが明らかです。

町田エールクリニックでは、糖尿病をはじめ、生活習慣病治療に力を入れておりますが、喫煙が病気に与える影響は少なくなく、生活習慣病を未然に防ぐ意味でも禁煙治療は重要と考えております。

喫煙の周りの人への影響

『夫の喫煙で、タバコを吸わない妻が肺がんになるリスクは、約2倍になる』という事実がわかりました。
『大切な家族のために』という動機があれば、禁煙をしてみようという方も増えてきています。

健康保険で禁煙治療を受けるには

  • ニコチン依存症に対するテスト『TDS』でニコチン依存症と診断
  • 1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数が200以上
  • 直ちに禁煙を始めたいと思っている
  • 禁煙治療を受けることに文書で同意をしている。

上記の要件を全て満たす必要があります。
これに当てはまらない場合は自費診療となってしまいます。
思い立った方は当クリニックの禁煙外来へお越しください。

ニコチン依存症の診断

TDS(the Tobacco Dependence Screener:0~10点)で5点以上の場合は「ニコチン依存症」の可能性が高いと思われます。

設問内容はい
(1点)
いいえ
(0点)
1自分が吸うつもりよりもずっと多くのタバコを吸ってしまうことがありましたか
2禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか
3禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか
4禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか
(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
54でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか
6重い病気にかかったときに、タバコがよくないとわかっているのに吸うことがありましたか
7タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか
8タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか
9自分はタバコに依存していると感じることがありましたか
10タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか
合計